<   2012年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

体作りと最新動画

 実はここのところ1か月ほど右の肘の具合があんまり良くなくって、先日ちょこっと病院に行ってみました。別に対したことはないのですが、これが悪化するといけないので念のため。

思い返してみれば1ヶ月前は不注意でいろんなところに体をぶつけてしまったことが数回続いて気付いたらあざが何個かあった時がありました。そのうちのひとつが確か右の肘だったんだと思います。
その時は気にもしていなかったのですが、ドライヤーで髪の毛を乾かしているときに変な痛みを感じていました。そのまま放っておいていつものように数時間の練習→ギグ→(深夜のセッションホスト)という毎日を送っていたら肘の調子がおかしくなって、それを知らぬ間にかばうように楽器を弾いていて腕全体が朝から晩までずっとだるくて時には痛むようになってしまったというわけです。

ベーシストは腱鞘炎になる人が多いみたいですが、みんなほとんどが指板を押さえる方の左腕を痛めるみたいですが、わたしは右手の弦を弾く方の右腕。

先生はやはり、関節に炎症が起きていてまわりの筋肉に疲労がたまっているというようなことをいっていました。
しばらく弾くなといいたいところですが、やむおえないとのこと。
それに先生は、津川さんがあの楽器を弾くには十分な筋肉がありません。
筋トレして下さい。
練習が終わった後はきちんと冷やして本番前までに常温に戻して。。。
腕の筋肉だけではなく、もっと体の内側の筋肉も使って。なんて教えてもらいました。

なんだかアスリートみたい!!

確かに、太るのはイヤだから気まぐれで筋トレすることはあっても忙しい時は筋トレすると夜のギグまで腕がもたないからしていませんでした。

ベースを弾き始めてから15年(かな?)初めて気付かされた楽器をひくための体作り。
最近は弾きたいことに体がついてきていなくて無理をしていたのでしょう。

100%の筋肉を演奏に100%使うのではなく、
筋肉を120%に増やして演奏に100%使うように

めざせ筋肉20%増!!


最新映像です。

先週の日曜日のクレオでのライブです。
阿部大輔の「Last Call」です。ドラムはアンソニー・リー。
この時も腕痛かったんだけど頑張って弾いています。みてね。

[PR]
by kurijazz | 2012-02-24 18:41 | Trackback | Comments(1)

先週のセッションとギグ

先週はドラムの高橋信之介さんからのお誘いでサックスのルー・タバキンさんのお宅で熱いトリオセッションをしてきました。タバキンさんは秋吉敏子さんの旦那さんで秋吉さんのバンドや自己のバンドで日本にもよくツアーに行っているようなのでご存知の方も多いと思います。

 タバキンさんとセッションするのは1年ぶり。
70歳のおじいさんなのにすごいんです。

タバキンさんのお宅についてちょこっと世間話をして、ではそろそろ。。。という感じで
地下のスタジオに3人で降りていきます。地下だからくらいのに電気をカチッと消してカチッと小さなJAZZっぽいネオンサインのランプをつけ、
真っ昼間を夜の街に演出してチューニングがてらブォーっと一吹き。

その勢いでバラバラ吹き始めて曲が始まるわけです。

どの曲もなんの曲が始まるのか説明がないままスタートするからわくわくドキドキです。知らない曲でも始まってしまったら後戻りは出来ません。まさに昔ながらのセッションという感じなのでしょうか。いろいろな場所のセッションのホストの仕事をして4年以上鍛えられているのでスタンダードは結構知っている方ですが、ピアノもギターもいないサックストリオなのでうろ覚えの曲もタバキンさんを聞いて探ったり。タバキンさんの音はすごくパワフルで味がありいつも圧倒されてしまいます。演奏後に昔レイブラウンとのギグでこんなことがあったとか、いろいろおもしろいJazzの昔ばなしも聞かせてくれる素敵な方です。信之介さんも迫力がありながら繊細でさすが先輩といった感じですごかったです。チャレンジングでとってもためになった木曜の午後でした。
a0154085_1493714.jpg

では、ここからは日曜日のブランチギグでのお話です。
写真をたくさんとってもらったのですてきな写真付きで。
a0154085_224465.jpg

その日のリーダーはドラムの我らがブランドン・サンダース(自称スイングマシーン)。自称しスイングマシーンというだけあって彼のスインググルーヴはヘビーでやばい!
不器用だけどスイングのグルーヴにかけてはNYでもこんなにヘビーに大きくスイングできる人はなかなか珍しいと言ってもいいくらいのドラマーです。ブランドンとの出会いは私がまだ10代でショートヘアでバークリーの練習室をうろうろしていたときでした。当時はお互いを知っていたくらいであんまり接点がなかったのですが、NYに引っ越してきてからハーレムのお店で再会しました。再会してから毎週のように一緒に演奏するようになって今ではブランドンはわたしの大切なベストフレンドの一人です。わたしにあの
ゆったりとした大きな感じのグルーヴ、スイングを教えてくれたのはブランドンだといってもいいくらいです。
a0154085_2133725.jpg

こちらは我らがアンソニー・ウォンジー。知っている方も多いと思いますが、すばらしいピアニストです。私がまだボストンにいた頃、ルームメイトのピアノの片倉マユちゃんにこの人すごくいいんだよって教えてもらって以来ハマってしまいずっと彼のCDを聞いていました。クリスチャン・マクブライドとカール・アレンとのトリオアルバムはソロが歌えるくらい聞き込んでいて、こんな人がNYにいるんだーって憧れていたのを覚えています。そんなウォンジーとはブランドンに紹介されて出会いました。それからはありがたいことによく一緒に演奏するようになりました。あの頃の自分が知ったらビックリ仰天なことでした。彼のバンドでボルティモアに行ったり、Dizzy'sやSmalls等でも演奏し、いつもわたしにいろんなことを教えてくれる素晴らしいピアニストです。この写真からもわかるようにお茶目で休憩時間には恋愛話しをしたり結構かわいい一面もあるウォンジーです。
a0154085_2465245.jpg

この3人で演奏してかれこれ2、3年。
a0154085_6203085.jpg

私こんな顔して弾いていますが、幸せ一杯でした。
このままずっと一緒に演奏していたいって思っていました。
わたしの大好きなバンドの一つです。
今回は日曜のお昼のサンサンと太陽が輝くコロンバスサークルのお店。
窓から見る景色はこんな感じ。セントラルパークウエストとブロードウェイがぱーっと見渡せてきれいでした。
a0154085_236240.jpg

a0154085_3115571.jpg

この写真は変な顔してるけど楽しさが伝わるかなって思って。なにを話してたんだろ?

こんな感じの一週間でした。
毎日たくさんの素晴らしいミュージシャンと一緒に演奏できて幸せです。




 
[PR]
by kurijazz | 2012-02-19 03:54 | Trackback | Comments(2)

子供ミュージシャン

 先日の朝は久々にJazz Standardの"Jazz for Kids"という小学生にジャズの楽しさを教えるイベントで弾いてきました。

普段夜の仕事ばかりなので朝から楽器を持って歩いているととても清々しいです。

到着すると、お店のまわりには数台のスクールバス。子供たちはわたしたちよりも早く到着していたようでお店が開くまで外で並んで待っていました。見慣れない大きなベースをみてみんなは一斉に、

「Woooooow!!」

お店のドアが開くまでの数分間子供たちは好奇心旺盛でもうすでに質問の嵐。
お店が開いて早速ケースから楽器を出してみると、、、また一斉に、

「Woooooow!!」

楽器を出しただけでこんなに大勢の人に「Woooooow!!」なんて言われてしかも弾いてもいないのに、小学生にすっかりのせられてしまっている30目前の私。ようやくバンドメンバーがそろい、イベント開始。アイルランド出身のピアニスト、フィンタンがこのイベントのボス。今回はサックス、エイブラハム・バートン、ドラムがトニー・ルイス。メンバーが楽器をセットアップするたびにみんなで

「Woooooow!!」。

元気いっぱいの小学生を相手にフィンタンもエイブラハムも陽気に楽しくイベントを盛り上げていく。「この曲なんだかわかる人手を上げ・・・」なんていった瞬間からみんな一斉に、

「ミー(私/ボク)、ミー、ミー!!」

元気一杯です。

こんな調子で一時間が経過し、最後に質問タイム。私が軽く楽器のことを説明した後、フィンタンが「それでは久里子に質問がある人」って聞いたらまた小学生たちは

「ミー、ミー、ミー!」。

じゃあ君!って当てられた子が運悪くすごく賢そうな顔している子供でわたしを純粋で透き通るような目でまっすぐ見つめながら、

「なんでベースはそんなに低い音を出せるの?」
「電気通して音出してるの?」
「どこから音が出ているの?その穴から?」
「弓で弾く時、弦が震えているけど、どうなって音がなっているの?
     なにか空気との関係があるの?」等

一人の小学生から次々に質問攻めにされて私が小学校低学年だったときに算数の授業のときに先生にわからない問題を当てられて立ち上がったままずっと黙り込んでしまった苦い思い出を思い出した。

「ほら、こうやって。。。」って弓を取り出して弾いてみたり、大人としてどうにかして質問に答えていったけど、内心は「おばかなおねえちゃんでごめん!もっと勉強してから出直します!」って手には汗をかいていたのよ。弓で音を出したら子供たちもまた「Woooooow!!」と感心してくれてどうにかその場を切り抜け、

「はい!」と次に当てられた少年は、

「じゃあ、その弓を使ってなにか曲を弾いて下さい」


やるなあ、子供。

調子に乗って弓なんか引っ張り出してくるんじゃなかった。
おねえちゃんは一応毎日弓で練習はしてるけど、君らの求めているセサミストリートやピンクパンサー、バッハの曲なんか(見ないで←見たら弾けると思うよ、多分)
弾けません↓
手にさーっと冷や汗を書きつつ、ここでも大人の意地、子供たちの期待のまなざしに答えるために

ドレミー、ミファソ、ラーシードー。って精一杯偉そうに弾いてみたところ

「Woooooow!!」

大成功。

なんて感じで子供たちにすっかりやられた昼下がりでした。


 ところで、最近はまだこの世に生まれてまだ数年なのにモンスター級にすごい子供ミュージシャンもいるみたいですね。Youtubeで見たりしてビックリしています。高校生くらいのすごいミュージシャンもたーくさんいるんですね!わたしなんて十数年毎日毎日練習してきてやっといろいろわかり始めてきたところなのに。

a0154085_145243.jpg

 この少年は近所の少年です。うちの近くの駅でよく見かけます。おとうちゃんがチップジャーをもってチップを回収したり、CDらしきものを売りに回ったり。幼くして家計を助ける少年。この子の十八番はマイナーで物悲しいクラシック。なんだか切ないです。早く大物になれるようにいつも祈っています。

 さて、この子はもっと小さいミュージシャン。1歳です。わたしのかわいい甥っ子。
しんちゃん。トロンボーン吹いちゃうんです。将来どんな子になるのか楽しみです。

 がんばれ!ちびっこミュージシャン!

 わたしもがんばろうっと。
[PR]
by kurijazz | 2012-02-05 03:00 | Trackback | Comments(0)


NY在住ジャズベーシスト   津川久里子の公式ブログ


by kurijazz

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29

津川久里子プロフィール

東京生まれ。両親の影響で音楽に興味を持ち始め、千葉県立富里高校ジャズバンド部にてベースを弾き始める。2002年、奨学金を獲得後、渡米。バークリー音楽大学に入学。 卒業後、数々のボストン近郊のジャズフェスティバルに出演。その後ニューヨークに拠点を移す。

現在著名なAnthony Wonsey, Walter Blanding, Marcus Printup, Lee Pearson, Tia Fuller, Rodney Green, Mike LeDonne, Jeb Patton, Warren Wolfなどをはじめ様々なミュージシャンと共演し、Dizzy's club Coca-cola, Smalls, Kitano NY, Fat Cat, Bar Next Door, Cleopatra's Needleなどの有名ジャズクラブに出演したり、活躍している。

それと同時に阿部大輔、山田拓児、小森陽子、二本松義史らとコラボレーションバンドUoU(ユーオーユー)をNYで結成。UoUのデビューアルバム "Home" はNYのTippin' Recordより2010年10月にリリースされ、米国のJazz week worldのラジオチャート2週連続No.1を獲得。米国のみならずヨーロッパ各国、南米等でもその実績が評価される。2010,2011年の全国ツアーでは長野県上田市の大型野外フェスティバル「Ueda Joint」に2年連続で出演し、大好評を博す。2013年2作目、メンバーのNYへの思いが詰まった「Take the 7 Train」をリリース。1934年創刊の米国で最も権威のあるジャズ専門誌「ダウンビート」に取り上げられ好評を得るなど大変注目されている。日本でも毎年全国ツアーを行っている。 

2012年、母校がある千葉県富里市の市制施行十周年記念式典に記念講演の講師として招かれる。

2013年には日本全国で発売されている音楽情報誌"The Walker's"の表紙を飾り話題となる。

世界でも数少ない実力派女性ベーシストの一人として世界中からその活躍に期待されている。

Website(英文)は
こちらです↓

Kuriko Tsugawa Website

UoUデビューアルバム
"Home"発売!
uouhome
UoU / Home
聞いてみてね。


☆ 津川久里子のTwitter☆

Follow kurikotsugawa on Twitter

最新の記事

第二子の誕生
at 2017-07-03 12:46
春の訪れ
at 2017-04-22 12:08
食いしん坊とレコーディング
at 2017-02-05 13:33
師走のコンサート
at 2016-12-13 13:30
音楽の秋、ベースとの出会い
at 2016-11-14 12:11

以前の記事

2017年 07月
2017年 04月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 03月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

最新のコメント

前略 お久しぶりで..
by 杉田史明 at 13:19
おお!エレベ弾いてるとこ..
by ガーシャ at 17:33
新しい相棒さんと日本に凱..
by ひろし at 22:41
ひろしさん、ありがとうご..
by kurijazz at 03:40
中古の軽から乗り換えて心..
by ひろし at 22:45
ゆうこー!私もゆうこに会..
by kurijazz at 12:13
くりこー! ゆうこだよ..
by 加瀬裕子 at 19:22
> 杉田史明さん ご無..
by kurijazz at 12:35
前略 お久しぶりで..
by 杉田史明 at 04:48
杉田さん、お久しぶりです..
by kurijazz at 11:37

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

海外生活
音楽

画像一覧